ゴールデンシール、サイプレス、ゴマリグナン、米はい芽油、サポニン...?

ゴールデンシールとはどのような植物ですか?

ゴールデンシールというのは、
北米原産のキンポウゲ科植物のことで、

 

古くから米国の先住民が根を薬用に用いてきたものです。

ゴールデンシールの効用は?

ゴールデンシールは、のどのイガイガ感や痛み、
感染性の下痢や尿道のトラブルに効くとされていたり、

 

また、カゼを引いたときに
エキナシアと一緒に飲むとよいとされていますが、

 

このような効果については、
厳密な臨床試験では確認されていません。

 

なお、一般にアルカロイド類は、
神経や胃腸への毒性があるので、とりすぎには注意したいところです。

サイプレスとは?

サイプレスというのは、
ヒノキ科の常緑樹で、
葉から抽出した製油がアロマセラピーに利用されます。

 

また、サイプレスは、
森林浴を思わせるような木の香りで、清涼感があり、
リラックス効果を高めます。

 

ちなみに、むくみを解消するための
マッサージオイルに配合される場合も多いです。

ゴマリグナンとはどのような成分ですか?

ゴマリグナンというのは、
ゴマに含まれる脂溶性の抗酸化成分の総称で、

 

具体的には、
セサミン、セサモリン、セサミノール、セサモールなどがあります。

 

このゴマリグナンは、
肝臓で脂肪を利用しやすい形に変える酵素を活発化します。

 

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ゴマリグナンの効用は?

ゴマリグナンは、肝臓の働きを高め、
二日酔いや悪酔いを予防します。

 

また、コレステロール値や血圧を下げる作用、
肝臓ガンや乳ガンの予防効果もあるとされています。

 

なお、摂取目安量は、
セサミンとして1日10mg(ゴマ3000粒分)とされています。

米はい芽油とはどのようなものですか?

米はい芽油というのは、
(財)日本健康・栄養食品協会(JHNFA)が
安全性などの規格基準を設けている健康補助食品の1つで、

 

具体的には、米のはい芽から採取した油を
食用に適するように加工したもの、

 

あるいはこれに植物油から分離、精製、濃縮などによって
加工されたトコフェロールを加えたものをいいます。

 

ちなみに、ビタミンE(トコフェロール)とγオリザノールを含みます。

サポニンとは?

サポニンというのは、
フランス語で「シャボン」といい、石鹸の語源となっているものであり、

 

また、界面活性作用のある植物成分で、
トリテルペンに分類されるものをいいます。

 

このサポニンは、大豆のはい芽に多く含まれているだけでなく、
各種の植物エキスの有効成分となっています。

 

なお、このサポニンには、
気道の粘液分泌を促すなどの効果が認められています。

 

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