メグスリノキとはどのようなものですか?
メグスリノキというのは、
疲れ目やかすみ目の治療として、
樹皮を煎じた液で
目を洗ったことからメグスリノキと呼ばれています。
このメグスリノキは、
日本で古くから民間薬として用いられてきました。
メグスリノキの効用は?
メグスリノキの樹皮には
カテキンや、フェノール類のロドデンドロールなどが含まれています。
メグスリノキの煎じ汁を飲むと、
眼病のほか、肝臓病にも効くとされていますが、
厳密な臨床試験では確認されていません。
メチオニンとはどのようなものですか?
メチオニンというのは、
体内で合成されない必須アミノ酸で、
成人男性の要求量は体重1s当たり1日13rとされています。
また、メチオニンは、
リン脂質の代謝で重要な役割を果たしていることから、
これが欠乏すると肝臓や腎臓に障害が出ますが、
かといって大量投与すると脂肪肝の原因となります。
メチオニンの効用は?
メチオニンは、
貴金属に対する解毒作用が知られています。
なお、メチオニンは、
筋の収縮に深くかかわるクレアチンの体内合成の原料となります。
ヒドロキシプロリンとはどのようなものですか?
ヒドロキシプロリンというのは、
肌の真皮層に多いたんぱく質である
コラーゲンに豊富に含まれる特殊なアミノ酸のことです。
このヒドロキシプロリンは、
皮膚繊維芽細胞のコラーゲン合成を促す作用が確認されていて、
化粧品の保湿剤などに利用されています。
メラトニンとはどのようなものですか?
メラトニンというのは、
脳の松果体が分泌するホルモンのことをいいます。
メラトニンの効用は?
メラトニンには、睡眠・覚醒のリズムを整える作用があり、
不眠や時差ボケに効果があるとされています。
1〜3rを就寝の30分〜1時間前に服用します。
ただし、一時的な利用は差し支えありませんが、
ホルモンですから常用は避けたいところです。
なお、妊婦中や授乳中の女性は飲まないほうがよいです。
ちなみに、活性酸素を除去する、
ストレスを和らげる、脊椎側弯症(せきついそくわんしょう)
の進行を止めるといった作用もあるようです。